マイセン(Meissen)は、ドイツ・マイセン地方で作られている磁器の呼称です。
西洋白磁の頂点に君臨するほど、と言われているそうです。
誕生の経緯は、17世紀頃、東洋から入ってきた白磁は西洋では憧れの品だったそうです。
西洋の国々では競って白磁の生産や開発に力を入れ、1709年にはカオリンを原料として白磁を作り出す事に成功しました。
こうして西洋の磁器の時代が幕を開けました。
翌年の1710年には磁器の工場も作られました。
これが国立マイセン磁器製作所の起源となります。
この磁器製作所は、たった数ヶ月でマイセン地方のアルブレヒト城の中へ移動させられ、製造の秘密が厳重に守られたといいます。
それほどに当時の磁器は大変な物だった、という事が解りますね。
こうしてマイセンは発展して行く事になるのですが、川を使っての材料の運搬、輸送が出来る環境と、近辺に磁器の材料となるカオリンの発掘が出来る鉱山が在り、マイセンの発展にはこういった立地条件の良さも大きく関係していたと言えます。
出来始めのマイセンのデザインは、中国の五彩磁器や、日本の有田焼の影響を受けていましたが、1720年から1730年代頃にはヘロルトなどの絵付師によってロココ調のデザインが一般的になって行きました。
1764年には工場の4年生の私立の学校、芸術学校が設立され、1865年に作られた国立の磁器製作所ではこの芸術学校の卒業生が沢山働いているようです。
こうしてデザインにも更に力が入っていったのではないでしょうか。